edoblog_title.jpg

2012年08月10日

大会レポ「第19回奥武蔵ウルトラマラソン(ランナー編)」by れいたん

8月5日、真夏の祭典奥武蔵ウルトラマラソンに参加しました。

IMG_0054.JPG


ものすごく暑く長い1日になるので、果たして自分の身体はどこまで持つのか?無事に完走出来るのか?!
そんな不安な気持ちを抱えたまま、スタートラインに立っていました。

毛呂山総合公園をスタートして、鎌北湖湖畔沿いを進み、鎌北湖の駐車場先のY字路を右に進んでいく。

IMG_0065.JPG


徐々に傾斜もきつくなっていくけど、回りの人に迷惑をかけまいと必死に走る。
最初の日向ASで、RYOTAさんと会う。
お互いの健闘を祈って別れるも、その先の滝ノ入ASでもまた会った。
この時点ですでに17.8キロは来てるから、高低差200mの峠を2回越えてきた。

暑さが半端ないけど、思ってる以上に元気な自分がいるので、まだまだイケる!!

20キロを越えて、2回目の鎌北湖に着く。
そしていよいよ、メインであるグリーンライン突入(^_^)

頑張って走ろうにも、げんなりする位の急坂…。
自分の作戦としては、登りは早歩きで下りは思いっきり走る。
これしかないと思い、ひたすら前に進みました。

ようやく、清流ASに到着してチームの皆に会ってホッとする。
ゆっくりしたい所だけど、まだまだ長いので、先を急ぐ。

DSC02593.JPG


IMG_0088.JPG


下りでは面白いくらいに走って、登りはひたすら早歩き!
このスタイルは変えずに、とにかく前に進み続ける。

30.8キロの黒山ASでは日本そばを飲み込むように食べて、また先を急ぐ。
何気なく後ろを振り返ったら、オーノさんがいてビックリする。

チームメイトに会えるのは嬉しい!少しお話したけど、また置いていかれて1人旅…。
セコさんも車で応援に来てくれて、写真を撮ってくれて飲み物まで頂きました。

顔振峠までは短く感じたけど、試走でもその先は行ってないので未知の世界でワクワクドキドキでした。

この時から関門の時間も気になりだして突然焦り出す…。
身体も色んな所が痛み出してるけど、絶対に諦めない!!意地でもゴールする。
そうやって強く心に誓って、また気持ち新たに一つ一つ進んでいくと、速い選手がものすごいスピードで駆け下りてきたっ!

その後も続々と復路のランナーとスレ違い、みんなが声かけをしてくれたりガッツポーズでエールを送ってくれて、辛いのも苦しいのもみんな同じなんだって思ったら、不思議とパワーが湧いてきた。
シゲさんとすれ違う時にハイタッチして元気をもらい、カズさん、しーさん、イタジューさんとも無事に会えて皆が頑張ってる姿に勇気をもらいました。

第一関門である刈場坂ASではタムさんに会えて更に元気をもらい、次の関門まで時間もない、貯金もないでエイドに長居する事はしないで、すぐさまスタートしました。

kzさん、RYOTAさん、オーノさんとも会えて何とか折り返し地点の県民の森に到着する。

常に5〜10分前くらいで関門ギリギリなのに、かき氷だけはしっかり食べて即スタート!

結構リタイアする人もいたので、後ろを振り返るとどんどん人が少なくなっていく…。

自分からは絶対に諦めたくない、でも関門ギリギリでヤバイ。
もう下りですら走るのが嫌になってきた……。

色んな葛藤と戦いながらも、更に歩きが増えてしまった(>_<)
常に関門時間に怯えて、心が折れ始めている。
登りは走れないんだから、下りで絶対に走らなかったら完走はムリ。
今、ここで頑張らなかったら、自分はいつ頑張るんだ!!?

そんな事を考えながら進んでいたら、DRACのわーちゃんに会う。
関門でダメだったから、ゴールで待ってるね。絶対に頑張って!との事。
そんな事を言われたら、やっぱり歯を食いしばらなくちゃいけない。

清流エイドでは、チームの皆も待ってくれている。
きっとあたしが現れたら、みんな驚くんだろうな〜なんて思ったら、また気持ちを立て直す事が出来て、走り出すことが出来ました。

顔振峠に着いた時には、疲れもマックスだけどテンションも最高潮になっていて、とにかく1分でも1秒でも早く清流ASに着きたかった。
けど、試走でも泣きが入ったユガテの坂にまた今回も泣かされて、なかなか脚が前に進まない。
70キロも歩いて走ってきたんだから、身体に堪える。

ようやく登り終えて、少し下った所で真っ先にハジさんの姿が見えて、ようやく帰ってきたんだ!もうちょいで走らなくていいんだって思ったら、ゴールしてないのにすでに泣きそうになった。

IMG_0107.JPG


IMG_0108.JPG


江戸一メンバー全員の熱烈歓迎を受けたのと同時に、ハイタッチしてくれて残り5キロ、ゴール目指してひたすら前に進む。

思いっきり下り坂なのに、膝も腿も激痛で怖くて走れない。
走り出したら、きっと止まれないだろうな(>_<)
そんな事を考えながら、長いグリーンラインも終了。

最後の鎌北湖ASで気合いのかぶり水をして、残り2.1キロをノロノロと進む。

長い1日を振り返りながら、確実にゴールに向かって一歩ずつ進んでいると、ゴール手前でカズさんが待っていてくれました!

カズさんの顔を見たら、堪えていた涙が止まらなくなってしまい一緒に並走してくれて、ゴール会場へ!
江戸一メンバーも皆、応援していてくれて11:44:47でゴールする事が出来ました!!

ゴール出来て、皆が暖かい言葉を掛けてくれて握手してくれて、自分が今まで出た大会の中でも、一番思い出深い大会となりました。チームの推奨レースでゴール出来たことは、これからの励みにも自信にもなると思います。

今までウルトラマラソンに出ても、不甲斐ない結果で終わり悔しい涙を流したけど、今回は無事に完走出来て、嬉しい涙だったので良かったです。

ウルトラマラソンの魅力は、沢山のランナーとの交流・気持ちの変化を存分に味わえる・そして完走出来たらゴールテープを切れる!と自分は思っています。

そして、言葉では言い表せないほどの達成感・充実感があると思います。

走ってる最中はもう嫌だ〜、やめたい!って思っていたのに、日が明けるとまた走りたい!もっと練習して、来年はもう少ししっかり走りたい!!なんて考えてる自分もいます。
恐るべし、ウルトラマラソン…。

朝早くから車を出してくれた方々、エイドスタッフでサポートしてくれた皆さん、選手で参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。
皆さんのサポートや応援がなかったら、完走出来なかったと思います。
本当に感謝しています。

来年は、1人でも多くの人が奥武蔵ウルトラマラソンに挑戦出来ることを願っています。

れいたん


posted by 江戸一RC at 18:53| Comment(12) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月28日

大会レポ 「第22回チャレンジ富士五湖」byタム

大会前は初100キロは余裕で完走出来ると思っていた。
去年の8月初めてウルトラマラソン(奥武蔵77キロ)を経験した。
余力残して走れたのでそこから+23キロはなんとかなると思っていた。
去年の12月から故障が相次いでいてあまり走り込みは出来ていなかったけど
ゴールタイムは10時間台は厳しいにしろ11時間台では余裕でゴール出来ると
思ってスタートラインに立った。
 

ダイヤスタート〜51.6キロ (富士北麓公園〜西浜小・中学校)

朝5時スタート。
当日の天気は曇り後雨。
あいにくの天気だったので富士山は見えないと思っていたけど10キロ手前で富士山を見ることが出来た。 

detailed_128118_298_1049975_104301_220277085_be95c379df692ddc3d9bdd524b439012_t.jpg

前夜のアルコールの影響と当日の寒さですぐトイレに行きたくなる。
(結局ゴールするまでに10回近くは行くことになる。)

ペース配分としては行けるところまで6’00”/km。
終盤は8’00”/kmで粘れれば良いと思っていた。
自分では60キロ〜70キロくらいまでは6’00”/kmで行けると思っていたけど
40キロ過ぎたあたりから若干足が重たくなってきた。
でも気持ちペースを落としたので特に問題なく進む。                         


120422fujigoko201.JPG
マイペースで走り続け第2関門の西浜小・中学校(51.6キロ)に到着。
この時点約半分。
想像以上に足にきているし足を使っている。
この先どうなるか不安を抱え出発。

ダイヤ51.6キロ〜69.8キロ (西浜小・中学校〜本栖湖県営駐車場)

 
出発後すぐかなりの上り坂が続く。
ここはがんばって上る。
なんとかまだ足は動くしまだまだいけると思い西湖へ向かう。
自分のペースが段々落ちてきているところにトップ集団が折り返してきた。
次元が違う走りで走り過ぎていく。
そんな中シゲさんの姿が・・・
いつもと変わらぬフォームで走ってくる。
「マジかよ!」と思う。
でハイタッチ。
シゲさんから「遅くねーか?」と一言。
この時点で相当足にきている。
ペースも7’00”/kmになってしまい精進湖へ向かうところで信号待ち。
そんな中カズさが折り返してきた。
カズさんとハイタッチ。
まだまだ元気そう。
恐るべき51歳!
で33歳の僕はというともう駄目。
7’00”/km〜8’00”/kmでなんとか本栖湖県営駐車場(69.8キロ)に到着。
このあたりから頭の中では「きつい」「やめたい」の言葉が常によぎってくるようになる。
でも本当の地獄はここからであった。                                

120422fujigoko279.JPG

ダイヤ69.8キロ〜ゴール (本栖湖県営駐車場〜富士北麓公園)

雨も本降りになってきた。
距離表示は2.5キロ毎にあったけどここからの2.5キロは恐ろしく長かった。
途中Nogaちゃん、れいたんとすれ違い笑顔でハイタッチするもののもう元気はない。
エイドに泊まるごとに座りたかったけど座ったら立ちあがれなさそうだったのでゴールまで
座ることはなかった。
85キロ過ぎくらいから本格的に歩きが入る。
この時点で記録なんてどうでもよくなったけどとりあえずは完走だけはしたかった。
90キロ地点のエイドに到着して残り10キロ。
この10キロが絶対に忘れられないラスト10キロになった。
ラストの10キロは上りが待っていた。
ここの上りは全部歩き。
雨も本降りになってきて身体も寒い。
でも足が前に出なく歩くしかない。
「なんで日曜日にこんなことやってるの?」と自問自答のくり返し。
早くゴールしたいけど一向にゴールが近づかない。
とぼとぼ歩いているとあと3キロの看板が!
時計を見ると12時間25分。
なんとか13時間は切れると思い走りだす。
歩いたり走ったりのくり返し。
あと2キロを過ぎてからは下りになる。
下りは足が痛かったけど根性で走る。
やっと富士北麓公園が見えてきた。
そしてゴール!!                                         

detailed_128118_25_1071614_104301_220283708_82505e4cfbf60cfd2b8f4c95dd8110c2_t.jpg

嬉しかった。
完走したことが嬉しかったのではなくもう走らなくて済むのが嬉しかった。               

ダイヤチャレンジ富士五湖100キロ終えて

きつい!
この一言に尽きる。
大会から1週間経つけど完走は素直に嬉しい。
でも記録的には情けない。
次100キロ走るのは1年後が5年後かわからないけど次走る時はしっかり準備して最後まで
走りきれるようにしたい!

CIMG0176.JPG


スタート〜10キロ  59:54
10キロ〜20キロ  60:40  2:00:35
20キロ〜30キロ  60:52  3:01:27
30キロ〜40キロ  63:54  4:05:22
40キロ〜50キロ  69:00  5:14:22
50キロ〜60キロ  82:23  6:36:45
60キロ〜70キロ  81:46  7:58:33
70キロ〜80キロ  83:17  9:21:50
80キロ〜90キロ  91:35  10:53:26
90キロ〜ゴール  120:37  12:54:26

男子100キロ 出走者数1267人 完走者数903人 完走率71.3% 536位

















posted by 江戸一RC at 12:45| Comment(4) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月31日

伊豆大島ウルトラランニング

2012年3月24日(土)、きのこさんと一緒に伊豆大島ウルトラランニングの58kmを走ってきました。私にとっては初めてのウルトラマラソン。なんとか完走できました。

【なぜ伊豆大島へ?】
つくばマラソン当日朝、スタート前に江戸一陣地できのこさんとおしゃべりしていたときのこと。きのこさんが「3月に伊豆大島行きたいんだけど、誰か一緒に行かないかなあ」というきのこさんの言葉が耳にとまった。江戸川区と伊豆大島は姉妹都市か何かで交流があって、10月下旬の江戸川マラソンの際に事務局長さんがいらっしゃってパンフレットを置いて行かれたとのこと。ちょうどもしかしたら東京マラソンより走ってみたいかも、と思っていた京都マラソンの落選通知が届いた直後で、次の目標を決めかねているところだった。
「3月に伊豆大島かあ。行ってみようかなあ。」
「たぁさん、行く? 行くんだったら100キロとフルもあるけど、私は58kmにしようと思ってるんだけど。たぁさん、フルにしておいてももいいよ。フルはスタート時間が違うけど。」
「じゃあ、きのこさんと一緒に58キロにして挑戦してみようかな」
わずか数分の会話の中で参加を決意。その日のつくばマラソンで目標だった5時間を切れたこともあり、ノリと勢いのまま58kmにエントリー。コースを知ったのはその後のことだった。

【準備】
エントリーしてからようやくパンフレットなどをゆっくり見た。するとそこには「高低差550m。国内屈指の厳走コース」の文字。58kmの制限時間は9時間。52kmに関門があり、そこは7時間半。ただでさえ坂道苦手でいつも山では落ちこぼれなのに、大変なことになったと思った。距離と坂道の両方の対策をしなくては。

12月からLSDを中心に徹底的に走りこもうと思った矢先、左足の指の付け根にねんざが発生、1カ月くらいまともに走れず。やっと治ったと思ったら、今度は右足の親指にワインボトルを落っことし、翌日の千葉マリンのハーフはDNS。結局、まともに準備らしい準備を始めたのは2月になってから。

少しでも坂道の苦手意識をなくすため、できるだけ坂道を多く走るようにした。2月中旬にきのこさんと都内で文京区周辺のアップダウンをコースに入れた34kmのLSD、3月初めにはジョグノート友達のむみさんにをプロデュースしてもらって坂道だらけの38km。どちらも6時間くらいかけて、身体を動かし続ける練習をした。青梅高水のトレイルの試走には2回行ったし、あえてジムのトレミで7-8%の傾斜をつけて、キロ8〜8.5分くらいで30分間走り続ける練習もした。それでも、距離もコースの坂道もまったく想像がつかず、不安はつきなかった。

初めてのウルトラマラソンで、何をどれだけ持っていくのがいいのかもかなり迷った。きっと走ってる間はあまり食べられないとは思ったけど、ジェルなどのサプリメントを、何をどのくらい持っていくのがいいのか。ウェストポーチでいいのか、リュックがいいのか。なくて困るよりは、と多めにいろいろ詰め込んだら、バッグがパンパン、大荷物になってしまった。

【伊豆大島ウルトラランニングの概要】
制限時間 スタート 2012年エントリー
100km 14時間 5:00 男子 158人/女子 23人
58km 9時間 5:00 男子 65人/女子 33人
フル   10時間 9:00 男子 382人/女子 141人

コースマップはこちら

【レース前日】
8:30発の高速艇に乗るため、7:40に竹芝桟橋できのこさんと待ち合わせ。そこにTwitterで知り合ったわ〜ちゃんも合流し、初対面のごあいさつ。わ〜ちゃんは四万十のウルトラでれいたんと一緒だったとのこと。世間は狭い!

館山を経由して、10:50過ぎに伊豆大島の岡田港に到着。外はあいにくの雨。宿泊先のペンションの方が迎えにきてくれていて、車に乗り込んだ。全部で5人。東京からの男性Iさんは100kmに初挑戦。三重からのご夫婦はご主人が各地のウルトラに参加されていて今回は100kmに参加、奥様は初めて行くところには応援と観光を兼ねて同行している、とのこと。みんなすぐに打ち解けて、ペンションに着くまでの十数分間ですでに和気藹々。

荷物を置いて、街へ出てお昼を食べた後、傘を差したまま少し散策。途中見つけたカフェでケーキとコーヒーを頂き、15:00過ぎに受け付け会場の開発センターへ。 ナンバーカードを受け取って開会式会場へ入ると、血圧の測定や貧血の検査、心臓マッサージとAEDの使い方の講習が行われていた。私も人形の「ワタナベくん」相手に心臓マッサージの練習。意外と力が必要で、すぐに疲れてしまう。途切れさせてはいけないということで、次の人とタイミングを合わせて交代しなくてはいけないのだけど、これが結構難しい。でも、一度体験しておくと、万が一そういう場面に遭遇した時の心構えが違うと思う。良い経験になった。



会場の一角では、大きな地図を使ってコースの説明がされていた。案内役の方が「平坦なところはほぼないと思ってください」とのこと。確かに、街を歩いてみた感じでも、平坦に見えても微妙に傾斜がついていた。やっぱり、今まで経験したことのない厳しいコースなんだな、と実感。

014.JPG

017.JPG

開会式と抽選会を終え、宿に戻ってペンションの食堂で夕食。遅れて到着したランナーさんたちも加わり、ワイワイと楽しく話し合った。雨はまだ降り続けている。天気予報では、翌日9時ごろまで傘のマークでその後は晴れとのこと。止んでくれるといいな、と願いながら、21:00くらいに就寝。


【レース当日】
朝3:00に起床、3:30に朝食。4:10くらいにペンションのクルマに乗せてもらい、スタート地点のつばき小学校へ。このときはまだ雨。体育館の中に入って荷物を預け、写真を撮ったりおしゃべりをしたり。スタート10分前のコールでグランドに出てみると、雨がやんでいた! やっぱり私は晴れ女。でも、風は守備範囲外みたい。。。

5:00、スタート。まだ夜が明けきらない街の中を、まずは北へ向かって走る。交通整理をしているおまわりさんにも「頑張って」と声をかけてもらい、うれしくなった。だんだん明るくなってくるし、雨上がりのしっとりした空気の中を走るのは気持ちよかった。

027.JPG

033.JPG

10kmの少し手前、1時間くらい走ったところで海に出た。この後はしばらくはずっと海沿いの道。微妙なアップダウンがある。3つ目、13.2kmのエイドでトイレに並び、ここで予定外に時間を使ってしまった。戻ってた時にはほぼ最後尾。エイドの人に「このペースだと危ないんじゃないの?」と言われ、ちょっとビビる。さらに次のエイドではユニフォームを見て、「なんだ江戸一、こんなところで何してるんだ!? コーチに言うぞ!!」とお叱りを受けた。

034.JPG

041.JPG

この頃はまだポツポツではあるけれど、周りに他のランナーもいたし、焦らなくていい、大丈夫、と言い聞かせながら走り続ける。

カーブを曲がって目の前に現れたのは、大迫力の断層。前日のコース説明で「バームクーヘンみたい」と言われていたけれど、本当にそんな感じ。思わず近くの男性ランナーと「すごいですね〜」「まるで教科書に出てきそうなくらいに見事ですね」と言葉を交わした。

043.JPG

ジェルは持ってはいたけれど、固形物を摂れるならそのほうがいいと思って、前のエイドでクリームパンやバナナなどを少しずつ食べていたけど、食べて走るのに身体が慣れていなかったせいか、やたら横腹が痛くなった。我慢できないほどではないけれど、気にしないではいられないレベル。もともと、最初の30kmまでをキロ7分半で3時間45分くらい、遅くてもキロ8分で4時間と想定していた。傾斜の緩やかなところではしっかり走って時間を稼いでおきたいところだけど、なかなかペースがあがらない。加えて、ペースがどんなに遅くても上り坂を走り続けていると、心拍数があがって息苦しさを感じるようになる。それを落ち着かせるために、1つのエイドで過ごす時間がどんどん長くなっていった。

28.3km地点の波浮(はぶ)のエイドに到着。お腹がすいているような、でも食べたくないような。おいなりさんがあるけれど、1個食べきれる自信がなくて、かんぴょう巻きを1つもらう。それもガブっとかじりつけず、ご飯を5粒ずつくらい、ちょっとずつちょっとずつ入れていく感じ。

結局、30kmに到達したときは、4時間8分くらい。この頃から、もしかしたら関門通過が厳しいかな、という思いが芽生え始めた。そしてこのあたりからいよいよ本格的な上り。約5kmで350mを一気に上る山道。

049.JPG

051.JPG

この頃は周りにランナーは100kmの人も合わせて数人。ずっと歩いてたら確実に間に合わなくなるので、傾斜が緩やかそうに見えるところを狙って走ってみる。「あのカーブまで」「あの柱まで」と思って走ってみるものの、なかなか思うように続かない。

35.7km地点の裏砂漠南エイドで、やはり58kmに参加している男性ランナーと一緒になった。持っていたBCAAの飴を「よかったらどうですか?」と渡したら、「ありがとうございます。ここぞと思ったときになめます」と言って受け取ってくれた。この人は、呼吸は全然大丈夫だけど脚が痛い、と。みんなそれぞれ悩みや苦しみを持っているんだなあ、と思う。

この辺りは下り基調が始まっていて、小刻みなアップダウンを繰り返すものの、上りも走れないほどの傾斜ではない。エイドを出て少し行くと、対向車線に先導車。9:00にスタートして島を逆走しているフルの選手たちがやってきた。 先導の白バイのおまわりさんからもらった「頑張れ!」を皮切りに、すれ違うランナーさんたちと声を掛け合う。

38.8kmの裏砂漠シェルターエイドを過ぎて少し行くと、一気に下り。今までの疲れがウソみたいに快調に脚が動く。逆に上りのフルの皆さんはつらそう。時折「ファイト!」と声をかけながら進んでいくと、「あれ、江戸一!?」の声。見るとおつまみ〜ず☆のマイケルさんで、写真をとってもらった。思いがけず顔見知りの方に会えて、とてもうれしかった。

DSC01562.JPG

とっても楽しい、元気をもらえるすれ違いだったのに、42km地点くらいで終了。左へ誘導されて、いよいよ2つ目の山へ。43.0km地点の桜株のエイドでは、つばきの折り紙をバッグにつけてもらった。コーラかスポーツドリンクがほしかったけど、すでに品切れ。「こぶ茶ならあるよ」と言われ、水以外の味のあるものが飲みたかったので、こぶ茶を頂いた。 先ほど飴をあげたお兄さんと再びここで一緒になった。「関門、厳しいかもしれないけど、お互いに頑張りましょう!」と励ましあった。

ここからは、しばらくは飴のお兄さんと抜きつ抜かれつを繰り返しての度に声をかけあっていたけれど、いつしか私が前に出て、そこからはほぼ完全に一人旅に。一つ目の山ほど坂の傾斜はきつくないけれど、距離は長い。そして、風が強い。この頃から関門の時間が気になって、計算をしながら走ったり歩いたりを繰り返す。強い風は収まる気配が一向にない。上り坂の向かい風は壁みたいだし、下り坂の追い風は後ろから押されているようで怖い。坂と、風と、時間との戦いが続く。

45km地点の看板は「ウルトラの世界へようこそ。」 そうかあ、フルの距離を超えたんだあ、と実感。自己最高の距離を走れたんだから、完走できなくてもそれはそれでいいかな、という思いがよぎる。

054.JPG


47.4kmの湯場分岐口のエイドには実行委員長の富田さんがいらっしゃった。この時点で残り37分くらい。「上りはあと1kmくらいで終わるから。キロ9分で行ければ大丈夫」と。そのキロ9分をどこまで維持できるか。。。と思いながら、出発。この上りがいつまでたっても終わらない気がした。一旦上り基調は終わって、小刻みなアップダウンが続いているんだけど、その上りで出てくる標識が「傾斜8%」だったり、「傾斜10%」だったり。上りがでてくるたびに、何度も「もうダメか〜」と思った。

50kmの看板が見えた時は、正直、ここまで来れたんだからもういいか、と思ってた。時計を見たら、残りは10分。1.4kmを10分は厳しいな、と。間に合わなくも、それは今の実力なんだからしょうがない、と。半ばあきらめかけていた。近付いて、看板の写真を撮って、その文字を見て読んで、やっぱり諦めちゃいけない、と思い直して、ここからはとにかく頑張って走った。やっぱり完走したい、ガラスの完走メダルがほしい。次に上りが出てきたらアウトかも、と思っていたけど、ラッキーなことに、ここからはずっと下り。後ろから来た車が追い越す時に、助手席のスタッフのお姉さんが「あと6分、大丈夫、このまま行けば間に合うから」と大きな声をかけてくれた。下りとはいえ、脚が意外によく動いてくれた。

055.JPG

51.4km地点の関門は三原山歌の茶屋。茶屋の建物が見えて、折り返しのコーンが見えて、テープが見えて、まるでゴールインするかのようにテープの中に走りこんだ。係りの人が「セーフ!」と叫んでくれた。制限時間まで1分半を残して、ギリギリで関門クリア。

残りの6キロちょっと500mを一気に下るので、ここまでこれば完走はほぼ手中にできたも同然。 茶屋の中に入ると、わ〜ちゃんがいて 関門通過をとってもよろこんでくれた。明日葉のおそばを頂いて、ゆっくり休憩させてもらった。

ゴールに向けて出発し、坂を下り出してすぐに眼下に広がった海と街の景色は圧巻だった。この景色に自分の脚でたどり着けたのは良かった、来た甲斐があったなあ、とジーンときた。

057.JPG

ひたすら坂道を下ろうとするけれど、太腿の前面の筋肉痛が一気に出てきたし、追い風になると怖くてなかなか思うように走れない。下りても下りても、まだまだ坂が続く。山道が終わって、民家が周りに出てきたときはホッとした。 結局、下り坂だけで50分近くかけて、つばき小学校へ到着、13:30ちょうどにゴール。 記録は8時間30分39秒。念願のメダルをもらった。100kmの人たちはここからさらにフルのコースを走ることになる。すごいなあ。信じられない。ちなみに60km地点の看板には「もう1周、あんたも好きねぇ」

058.JPG

006.JPG

30分に1本、近くの御神火温泉への送迎バスが出ていて、ゼッケンを見せると無料で入浴できることになっていた。ここのお風呂できのこさんに会い、完走を報告。「よかった〜っ!!」と自分のことのように喜んでくれた。

お風呂あがりもビールは飲む気になれず、温泉の休憩所で牛乳とアイスクリームできのこさんとささやかに乾杯。わ〜ちゃんはじめ、同じ58kmに参加していた女性ランナーが加わり、計5人でコースを振り返っておしゃべりを楽しみ、完走を喜びあった。

ペンションに戻って、夕食のコールをもらうまでグッスリお昼寝。夕食の時もビールは飲む気になれず、でも食事は普通にとれるくらいには胃腸は回復してたみたい。食事をしている間に、100kmに参加していたランナーさんたちが次々戻ってきた。完走できた人、残念ながら関門で引っかかってしまった人、それぞれ経験と思い出を楽しく話し合った。


【レース翌日】
前日とはうってかわっての快晴、だけど前日よりさらに強風。船の予約は15:30発。初めてのウルトラの翌日、脚が、身体がどうなっているのかまったく予測できなかったので、特に予定を入れていなかった。動けないようなら温泉でゆっくりノンビリ過ごすのもいいな、と思っていたけど、意外と普通に歩けそう。すると、Sさんご夫妻が「軽だけどレンタカー借りてるから、よろしかったら一緒にどうぞ」と誘ってくださり、お言葉に甘えさせてもらった。

まずは前日の関門だった茶屋の前に駐車し、三原山の山頂へ。1986年の噴火で流れた溶岩の塊が所々にゴロゴロ。火口の周囲約2.5kmを30分くらいかけてお鉢周りを1周したけれど、とても風が強くて、ロープにつかまっていないと飛ばされそう。写真を撮ろうとカメラを構えようとしても、とても静止していられない。パックリした火口の大きさと深さに、自然の威力の大きさを実感。

063.JPG

069.JPG

昨日走ったコースを逆走し、途中、割れ目火口、裏砂漠にも寄ってみた。なかなか見られない景色の連続に出てくるのは「すご〜い!」という言葉ばかり。 ホントに坂ばっかりで、改めて「昨日、この坂よく上ったね」と感心したり、経験を話し合ったりしながら、前日のレースを復習。このときになって、ホントに昨日このコースを58km走りきったんだなあー、という達成感がジワジワ湧いてきた。

115.JPG

117.JPG

128.JPG


岡田港まで送っていただき、近くの食堂でちょっと遅めの昼食。ここでようやくビールで乾杯。ホントにホントに充実した2泊3日のウルトラマラソンの旅だった。


【はじめてのウルトラマラソンを振り返って】
一言で言うと、思いのほか楽しかった。まず、景色。伊豆大島のコースは海あり山ありで、次にどんなところを走るのか、どんな景色が見えるのか、楽しみだった。もっと余裕があれば、もっとたくさん写真を撮れたのになあ。
そしてコミュニケーション。一緒の宿に泊まった方々とは仲良くなって、またいつかどこかのレースでご一緒しましょう、と連絡先を交換。レース中は他のランナーさんと声をかけあったり、エイドの皆さんとお話したりできたことがとっても良い気分転換になったし、励みになった。参加者の多いフルのレースではできない経験で、嬉しかった。



58km、走る前はどんなに長いんだろうと思っていたけど、自分でも意外なくらい長さは感じなかった。最初の30km、次に1つ目の山を越えて下りるまでの15km、関門までひたすら上る7km、そして最後の下りの6kmと、コースをこまかく分けて考えていたのがよかったのかも。あと、もうひとつ意外だったのは脚が最後までもってくれたこと。2つの上りでもっとボロボロのヘトヘトで、あちこちに痛みが出てくるんじゃないかと思ってたけど、最後の6kmの下り以外は、トラブルは一切なかった。距離に対する感覚が確実に変わったと思う。今後に向けてとても良い自信になった。

課題は心肺。特に上りでは、どんなにゆっくりでもすぐに心拍数が上がって苦しくなり、それで走るのをやめて歩いてしまう。もっとスピードつけて、馬力をつけて、同じゆっくりスピードでも余裕を持てるようになったら、制限時間の呪縛から解放されて楽になるのかな、と思う。

伊豆大島ウルトラランニング、リピーターが多いというのも納得。「火山島がつくりだした自然を楽しみながらのレース」は、景色ないれいなところを走りたい、旅ランを楽しみたい、自分をいじめ抜きたいなどなど、いろんな欲求を満たしてくれる魅力に溢れていると思う。私もぜひまた参加してみたい。一緒にいかがですか?
posted by 江戸一RC at 23:13| Comment(6) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月19日

大会レポ『京都マラソン2012』by 隆明

【 前 日 】

大阪マラソン、東京マラソン、

そして今回の京都マラソン。

3都市制覇です♪


京都マラソン、

とにかくコースがしんどい。

そのしんどさもいい思い出になりましたが。

そして応援が温かい♪

私的にはとてもいいレースでした。



東京駅発6時26分のひかりに乗って、

9時15分に京都駅着。

京都駅前にあるホテルビスタ京都八条口へ。

ちなみに今回利用したツアー会社は、

JR東海ツアーズ。

往復の新幹線とホテルで、

28300円と格安で、

普通の新幹線往復で買うより安いです。

ホテルで荷物を預けて、

寺巡りへ。

金閣寺、竜安寺、仁和寺、銀閣寺を廻りました。




kyoto2012_1.jpg

竜安寺バス停前の看板。





みやこめっせでゼッケンをもらう。

え?これだけ?といったエキスポだった。

ホテルに戻って、

京都駅廻りを40分ほどジョグ。

知らない街をジョグするのは楽しいですよね。

風呂入ってのんびりしようとしていたら、

大阪友人に呼び出され、

大阪まで飲みに行って来ました。

ホテルに戻ってきて、

寝たのは1時過ぎでした。







【 当 日 】

朝5時半にアラームをセットしていたが、

興奮してるせいか5時に起きる。

ホテル近くのなか卵へ。

納豆定食を食べる。

部屋に戻って、

ストレッチして、軽く体幹トレして、

着替える。

荷物をまとめて、ホテルをチェックアウトして、

スーツケースを預かってもらう。

京都駅からスタート地点の西京極まで

普段だったら30分もあれば行けると聞いていたが、

混雑を考え早めに出る。

京都駅からの地下鉄は空いていた。

が、乗り換えの四条駅でビックリ!

阪急電鉄の烏丸駅が

ランナー多すぎて大渋滞。

あまりの人の多さに一旦地下鉄を諦めて、

地上に出てバスに乗ろうとしたが、

バスも凄い人。

悩んだ挙げ句、

阪急電鉄始発駅の隣駅河原町まで歩いていく事に。

河原町は始発な上にランナーもいないので、

ガラガラ。

烏丸駅に着くとランナーがどーと入ってくる。

が、思ったほどではなかった。

これは、さっきの大行列は電車に乗るためではなく、

切符を買うためだったらしい。

大人しく大行列に並ぶのと、一駅歩くのと、

どっちが早かったんだろうか。

西京極駅で降りると、

臨時改札口は凄い人。

少し大回りになるが、

通常改札口は空いていたので、

そちらから出る。

そこで京都マラソンに出ると聞いていた

知り合いにバッタリ。

西京極総合運動公園まで一緒に歩いて、

トラックに荷物を預ける。

ランナー専用エリアに入って、

アップ場所を探していたら、

野球場をアップ場所として、

開放してくれてあった。

パンフレットの会場案内には、

特になんにも書いてなかったので、

知らなかった人も多いのでは。


知り合いとアップする。

が、そんなに時間がなかったので、

軽いジョグと流しを何本か。

トイレが行列していたので、

並ぼうしていたが、

野球場内のトイレも貸してくれて、

並ばずにトイレに行けた。

知り合いと別れる。

知り合いのブロックは、

スタート地点のある陸上競技場ではなく、

補助競技場にあるブロックでした。

私は陸連登録をしているBブロックで、

スタート位置まで結構ありました。

開会セレモニーで、

会場全員で黙祷。

8時25分に車イスの部スタート。

かろうじて姿が見えた。

8時半にマラソンの部スタート。

私がスタート地点を通過したのが、

号砲から54秒後。

楽しいながらもしんどく、

感動した長い42.195Kが始まりました。






今回の京都マラソン、

去年のつくばマラソン以来の

サブスリーを狙っていました。


イーブンペース4分15秒で行きたかったのですが、

人、人、人で、

入りの1Kが5分15秒もかかる。

取り戻すのに大変だなと思いつつ、

2Kは四条通になって車道が広くなり、

なんとか抜けるスペースを見つけて、

4分23。

3Kくらいまでにはやっとまともに走れるようになる。

4分17。



4Kくらいから、

桂川沿いを走る。

景色が京都っぽくて良かったな。



嵐山エリアに入って、

清滝道を抜けて

一条通になると、

山道が始まる。

広沢池を左手に見ながら走る。

10K通過で、

43分33秒。

まあ後半取り返せばいいさと、

特に慌てる事もなく。

前日バスで通ったきぬかけの路を走る。


kyoto2012_2.jpg




前日の寺巡りで一番良かった

仁和寺を通る。

にんなじ。

何度名前を覚えようとしても、

覚えられない。



kyoto2012_3.jpg



前日はひっそりとしていたが、

当日は盛り上がっていた♪



kyoto2012_4.jpg




お坊さんも沢山いて、

「チョッパー、頑張れー!」と、

大声で応援してくれた♪

横断幕の”東北共に在り”は感動した♪


kyoto2012_5.jpg




きぬかけの路の山道を登っていくと、

石庭で有名な竜安寺の入り口が見えてくる。


kyoto2012_6.jpg




山道が落ち着く頃に、

第4給水所の立命館大学。


kyoto2012_7.jpg




反対側は美術館だったような。


kyoto2012_8.jpg




当日は、給水係のボランティアの人達が沢山応援してくれました♪

西大路通では、金閣寺入り口を通る。

市街地を走って、

鴨川に出て、

鴨川沿いを北上して、

西賀茂橋を折り返して、

鴨川沿いを南下する。

20K通過で、

1時間25分32秒。

21K通過で、

1時間29分40秒。

10Kまでの遅れを、

10〜21Kで取り返して、

ギリギリだがサブスリーのタイムに

持っていけてた。

走ってる最中はまったく気付いていませんでしたが。







サブスリーペースで走れていた前半、

楽しく走れていた。

が、後半からは地獄だった。


宝ヶ池辺りの

22Kから始まるとんでもない登り坂。

話は聞いていたが、

予想以上だった。

車でもしんどいような坂だった。

多少ペースは落とすのは仕方ないと思いつつ、

肘をしっかり振って走る。

坂を登りきると、

トンネルに入る。

マラソンでトンネルに入るのは、

新宿シティマラソン以来だな。

折り返してくるカズさんに声を掛けてもらう。

結構離されているが、

頑張れば追いつけるか?と考えていた。

国立京都国際会館で折り返し。

折り返した給水所で八つ橋があったが、

気付くのが遅くて取れなかった(ToT)

食べたかったなー。

トンネルを抜けて、

先ほどの急坂。

登りの遅れを取り返すべく、

ペースを少し上げる。

平地になり、

キロ4分15で行く。

が、

が、

が、

登り坂で足を使い、

下り坂でも足を使ったせいか、

足が出ない。

これはとてもサブスリーは無理だ。

キロ5分に切り替えようと、

ペースを落とす。

と、気持ちが切れた瞬間、

更に体が重たくなる。

これはヤバいかも。。。

ずるずるペースが落ちていく。

必死こいてもキロ6分。

30K地点通過で、

2時間9分55秒。

京都コンサートホールを通り過ぎて、

狭い賀茂川の河川敷コースに入る。

幅3mくらいしかない。

予想以上に狭い上に未舗装路。


そんなの関係ないくらいにしんどい。

河川敷を出て通常コースへ。

フラフラな状態。


kyoto2012_9.jpg




あまりに遅いので、

歩道よりのコースを走る。

すると、

今までだったらあまり声を掛けてくれない

おばあちゃん世代の人達が、

「ピンクの帽子の人、頑張って!」と、

沢山声を掛けてくれた♪


沿道のボランティアの人で、

ず〜と拍手をしてくれてる人もいて、

私が通るとより一層拍手してくれて、

「チョッパー、頑張れ〜」と、

声を掛けてくれる。


チョッパーを知らないおじさん達も、

私のTシャツを見て、

「WANTED、頑張れ〜」と、

大声で声を掛けてくれる。

温かい応援に涙が出そうになった。


途中あまりにしんどく、

1Kほど歩いてしまう。

銀閣寺前の最後の折り返しからは、

フラフラながら走る。

京都大学を通り過ぎる。

ゴールが近づいてくると、

沿道の人が一気に増える。

ハイタッチしながら走る。

窪地になって普通のランナーは行かないような場所までも

ハイタッチしにいく。

平安神宮の大鳥居がゴール地点。


kyoto2012_10.jpg




最後は笑顔でゴール。

苦しくて楽しい長い42、195Kが

やっと終わる。

今回、感動するシーンが多かった。

またマラソンが好きになった。

そんなレースでした。






3:24:37 (グロス)

3:23:43 (ネット)





posted by 江戸一RC at 12:27| Comment(2) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

大会レポ『東京マラソン2012(ランナー編2)』by joe

東京マラソン2012で会心のレースが出来ました。
レポートを書くよう言われましたので、応援へのお礼と4年間のレース結果の振り返りを兼ねて、まとめてみました。「T 4年間の走歴」「U 東京マラソン2012」「V その他」の順番です。

T. 4年間の走歴
これまでの月間走行距離と、主要な出場レースです。

tokyo2012joe1.jpg


【2008】
2007年12月ごろ、会社の同僚に「ハーフマラソンに出ないか」と誘われてから本格的に走り出した。それ以前にも週1回皇居を1周していて、全力で走れば1周20分切れる程度の走力はあったけど、レースへの出場を考えたことは無かった。
初めて出たハーフマラソンで目標の90分を大きく上回る87分台を出し「これは自慢できる記録だ!」と思った。その後も体形維持のために月間50km強走り続ける。

【2009】
あるきっかけで2月に「ASICSランニングラボ」に行き「あなたはフルマラソン3時間の能力があります」と診断され、ちょっとその気になった。更に3月の立川ハーフマラソンで82分台を出し、「サブ3とやらを生涯の目標にしよう!」と決意する。一人ではとてもたどり着けなそうな目標なので、初心者にも優しそうな「江戸一RC」に入れてもらった。当時の江戸一にはサブ3ランナーはいなかったけど、シゲさんはじめサブ3に手が届きそうな人は何人かいた。その年の11月のつくばマラソンを初マラソンと決めた。
江戸一で仲間と半年間練習しているうちに走力は急上昇し、10月の手賀沼ハーフでは77分台という信じられない好記録が出た。このころにはすでにサブ3の自信はあったけど、どうやらランナー界には「国際レース」というカテゴリーがあり、その一つ「別府大分毎日マラソン」の出場資格が2時間50分だという知識も仕入れていた。そして初マラソンのつくばでは思い切って50分カットを目標に3’55”/kmで突っ込み、後半失速しながらも逃げ切って2時間49分01秒で別大資格を獲ってしまった。初マラソンは出来過ぎだった。

【2010】
2月の別大は2時間45分切りを狙うべきだったけど、出場しただけで満足していて、結果2時間46分38秒。これが2年間ベストタイムとして残ってしまうことになる。

tokyo2012joe2.jpg


7月に札幌国際ハーフマラソンに出てみた。これもハーフ78分が出場資格のレースで一度は体験したかったレース。ところがレース当日は快晴の気温30℃!!出場資格78分のレースで88分以上かかってFINISHした。初の「撃沈」。気軽に出たレースなので精神的なダメージは全く無かったけど、この時「日光」に対する苦手意識が刷り込まれたみたいだ・・・。
10月の手賀沼ハーフ、自己ベスト更新だけど、ランナーとして成長速度も緩やかになってきた。
11月のつくばマラソン、2時間45分を目標に前半80分を切るペースで突っ込むが、27km付近でピタッと止まる。実力を上回るペースで飛ばし、強い陽射しで気持ち悪くなった。
このころから様々な国際ランナーと知り合う機会が多くなり、たまに一緒に練習するようになった。ベストタイム2時間31分のYさんの「どんなことでも納得行くまでやってみれば、何かが生まれる」との言葉に刺激を受けて、フルマラソン前の2ヶ月間、月3回程度30km〜35kmのペース走(本番想定ペース+キロ10秒弱の激しい練習)をするようになった。

【2011】
初出場の東京マラソン、目標は2時間42分。ペース走の反復の効果か、30kmまでほぼ3’45”/kmで走れたが、35km地点で力尽きた。「暑い、のどが渇いた」と思うとJOGさえ苦しく、残り200mの42km地点で両足ハムストリングが攣り、2分程度止まるおまけもついた。
この年の夏は暑く、すっかり日光が苦手になっていた自分は夏で大きく調子を落とし、秋に入っても前年を上回る練習が出来なかった。
10月の手賀沼ハーフ、大挙登場するライバル達との競争にテンションがあがり、調子が上がらない中わずかに前年を上回った。
半信半疑で迎えた11月の神戸マラソン、目標は2時間42分。往路は強い向かい風の中上手く立ち回って80分半で乗り切ったが、30km近辺から早くも失速。快晴20℃、強風、35kmからの三段階の上り坂、条件も厳しかった。ちなみに一緒に出場したYさんは総合7位。さすが。

【2012】
1月3日に知り合いの強豪ランナー達と30km走。ともにサブ40を目指す近所のスピードランナーTさんと競り合い、25km以降ペースを落としながらも平均3’45”/kmで走りきった。練習とはいえ、サブ40ランナー達に先着したことは、精神面での転機になった。1月〜2月に30kmと35km走をそれぞれ3本こなした。久々に「昨年より強くなった」と感じる。2月の別大ではシゲさん、Tさん達ライバルがベストを更新し、刺激を受けた状態で東京マラソン2012当日を迎えた。
実力は42分程度、しかし目標はサブ40。



U. 東京マラソン2012
以下は某SNSの記載そのままです。
======================================================
心技体揃った!
勝負は35kmからと言い聞かせ自分を落ち着かせ、効率的ペース配分が出来た。ピーキングとカーボローディングが上手くいって力を100%出せた。6戦目でようやくマラソンランナーになれた気がする。
気象条件が自分にピッタリだったのも大きい。

2゜38'57"(NET2゜38'50")
00km〜05km 18'25 (3'48 3'42 3'38 3'38 3'39)
05km〜10km 18'38 (3'41 3'43 3'44 3'44 3'46)
10km〜15km 18'47 (3'44 3'43 3'45 3'47 3'48)
15km〜20km 18'57 (3'49 3'49 3'47 3'45 3'47)
20km〜25km 18'38 (3'44 3'45 3'46 3'42 3'41)
25km〜30km 18'46 (3'48 3'44 3'44 3'45 3'45)
30km〜35km 18'42 (3'41 3'46 3'43 3'47 3'45)
35km〜40km 19'29 (3'54 3'50 3'49 3'53 4'03)
40km〜FINISH 8'35 (4'03 3'55 0'37)

【スタート前】
朝7時に江戸一メンバーで記念撮影。シゲさん、Noga、ありがとうございます。スタート1時間前にスタート地点に行ったがすでに20列くらい人がいる。トイレに寄りたかったけど、有り得ないような行列だったので、我慢した。結局FINISHするまで我慢した(;^_^)あの状態でフルマラソン走りきれるのは発見だった。

tokyo2012joe3.jpg


【〜25km】
3'45"/kmのペース維持に集中。5kmでGさんに追いつき、ずっと併走。中間点過ぎ銀座あたりでげんきーずの宇野けんたろうに抜かれる。彼の持ちタイムからすればもっと前を走っていると思ったが・・・。
永代通りに入り、自宅前に立つTさんから声援をもらう!一緒に繰り返した皇居でのロング走を思い出す。更に進んだところにSさんも!その後自分のマンションを通り過ぎ、25km地点にある江戸一陣地を目指す。この辺テンション上がってLAPが速くなるのは去年と同様。

tokyo2012joe4.JPG


【〜35km】
25kmでシゲさんからカーボショッツをもらい、気合を入れなおす。江戸一の新年会で「40分を切って江戸一の強さを見せる」と宣言している。まだ17km残っているが、今日出来ずにいつ出来るのか?
ここから周りのランナーが落ち始めて、単独で前を追い始める。28kmあたりの浅草折り返し、折り返し後に風を感じる。どうやら予想とは違い南風らしい。風は弱いのでそれほど影響は無いだろう。脚が重くなりだすが、ペースは維持できている。31km地点で車道の逆側に移動したシゲさんが待っていてくれた。今年こそ最後まで勝負しなければ。

tokyo2012joe5.JPG


再び永代通りに入り、TさんとAさん登場!2人とも声が大きいので笑ってしまいそうになる。こんな凄い2人に応援してもらっているのだから結果を出したい。更に永代通りでは対抗車線のセコさんからも声援をもらう。元気だな〜。そして中央通りを南下し銀座を走る。単独走になっていたので左車線を独占。ここでも仲間とすれ違い、新調したストップウォッチを見せて応える。更に進んだ34km付近、右側の対向車線から「joe!」と声が聞こえたので振り向いたらうまい棒が2本並んでいた(笑)2人ともサブ3ランナーのはずだが、こんなパフォーマンスも出来るんだ。注目の的から声をかけてもらいテンションが上がる。

【〜FINISH】
去年つかまった佃大橋は意図的に上りのスピードを落としてダメージの軽減を優先。その後も極端な失速はせず、これまでのフルマラソンとは逆に終盤で追い抜く展開。40分カットに対してはある程度貯金があるので、ここからはコントロールしながらペースを落としていくことが大事。橋のアップダウンがいくつかあるが、上りはペース落として呼吸が乱れないようにする。残り5kmから「3'55"/kmで38分台!」を意識する。出来ればキロ4超えは見たくない。38km過ぎ、いよいよきつくなりアゴが上がりだす。39km〜41kmでキロ4超え・・・、ここで38分台は諦めかけた。残り350m地点、誰かに抜かれたと思ったら、30km地点で追い抜いた宇野けんたろうだった。宇野氏には「好青年風だな〜」という写真の印象しかないけど、この瞬間何か弾けた。いきなり猛然とスパートを開始する自分に驚く。「こんな余力があったのか」「自分は日頃のレースでは妥協しているのか」
宇野氏他数人を抜き去り、ギリギリ38分台でFINISHラインに飛び込んだ!初マラソンで50分カットした2009年つくばを超えた出来だと思う。
======================================================
30人近くからコメントやメールをいただいて、市民ランナー人生で最高の日になりました。江戸一に入ってからの3年間で出来た人の和を改めて実感しました。



V. その他
■マラソンの面白さ
・フルマラソンは体内のグリコーゲンが枯渇した後も走り続ける必要があり、「30kmの壁」または「35kmの壁」があります。スピードだけでは押し切れません。したがって「身体能力」だけでなく「戦略/戦術」「実行力」も勝敗のポイントになり、「弱者が強者に勝つ」可能性が十分にあります。中期的な強化ポイントを絞る戦略性、レース当日に力を発揮するための戦術、そしてそれらを実行するための向上心や胆力次第で、体格や筋力に恵まれない人が上位に行けます。
・数値化しやすい競技なので、練習とレース結果の相関を推定しやすいです。その点でも、自分の頭で考えることが結果につながりやすいといえます。
・一人で練習できるし、他人と競う必要もありません。50歳を超えても自己記録更新が可能な競技なので、それぞれのペースでゆっくり走力を伸ばしていけます。

■市民ランナーとしてのバランス感覚

・走行距離と走力の相関はやっぱり高いです。走力を伸ばしたいとは思っていますが、生活全般におけるランニングの位置付けは考えたいところです。趣味に熱中し過ぎるのも怖いので、自分の場合は走行距離「月間300km未満」を目安にしています。(前のページのグラフで「月間走行距離ギリギリ300km」の月がいくつかあるのもそのためです)
 まあ、月300kmも走っているわけですから、すでに普通ではないですけど!

次の目標は見えてないですが、もうしばらくは、更に強いランナー目指して頑張ろうと思っています。

2012年3月3日


posted by 江戸一RC at 19:14| Comment(12) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする