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2012年08月17日

大会レポ「第19回奥武蔵ウルトラマラソン(エイド編)」by チーバ

奥武蔵ウルトラマラソン(オクム)に清流エイドのスタッフとして参加することができた。
私はウルトラマラソンの出場したことはないが、今回、ウルトラマラソンの素晴らしさを存分に知ることができた。

私は昨年、今年とオクムの試走会には参加したが、ウルトラマラソンは、まだ未知の世界だった。

江戸一入会後、ウルトラマラソンの魅力をメンバーから聞き、オクムに参加しようかとも思ったが、エントリーの段階でウルトラ未経験の私はオクムの参加資格がないことを知り、今年はエイドで仲間をサポートすることにした。

当日の朝は、午前1時半起床!
1週間前の「富士登山競争」五合目コースで撃沈された精神的なショック、それと連日のオリンピック観戦疲れで寝不足の中、気合いで仮眠から目覚めた。

午前2時過ぎに車で自宅を出発。途中でレースに出場するタムさん、カズさんをピックアップし最初の集合場所を目指した。

最初の集合場所は、鶴ヶ島ICチェンジ近くのコンビニ。集合時間の午前4時50分少し前に到着。
そこで他のメンバーと合流、オクムの会場に向かった。

ラジオからはオリンピック競泳の400mメドレーで、日本の男女がメダルを獲得した快挙を伝えていた。いい感じである。

午前6時前に会場到着。すでに多くのランナーが集結しており、なんとも言えない緊張感を醸し出している。
天気は快晴!すでに強烈な夏の日差しが降り注ぎはじめていた。

レースのスタートは午前7時。出場するメンバー達と皆でスタート地点まで行き、写真を撮ったり、激励したりしてスタートを待った。

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私はレースに出場しないお気楽さからか、売店をフラフラしたり、仮装したランナーを撮影したりしていた。

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そして、いよいよ午前7時スタート!

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我々はスタート地点から少し先の曲がり角で78kmの難コースに挑戦するランナー達を見送り、清流エイドの場所に車で移動した。

清流エイドは行きはスタートから25.1km、帰りは73.3km、ゴールまで4.7kmの位置にある。ランナーが到着するまでに提供する食べ物や飲み物を準備しなければならない。

準備といっても初参加のメンバーには全然段取りが判らない。
コーチから運営上のアドバイスを聞いて、昨年もエイドを経験している たあさんらを中心に準備を進めた。

私は飲み物コーナーの水をハジさんらと担当した。
エイドには氷も準備されていたが、炎天下の下、ランナーが到着する時間を計算して冷たい飲み物を準備することは非常に難しい。

しかも、混雑時は大変な忙しさになるらしい。
しかし、1週間前の富士登山競争で、ぬるま湯のような水を給水で飲んでガッカリした私は、なんとかして冷たい水を提供したい気持ちでいっぱいだった。

嵐の前の静けさ、準備万端整えて、その時を待った。

最初のランナーは、我々の予想を上回る時間にエイドに現れた。
多分、まだ午前9時前だったと思う。

その後も何名かの先行ランナーが次々に清流エイドに現れた。

今回のエイド経験で驚いたこと、感じたことがまず2つあった。

まず、一つはトップランナーとその他のランナーの走力(タイム)が驚異的に違うこと。
先行ランナーが通過した後、その次の集団とのタイム差が半端じゃなかった。

そして、二つ目はトップランナー達が、皆、とても謙虚で礼儀正しいこと。
「ありがとうございます」「いただきます」「ご馳走さまでした」
厳しいコンディションの中、キチンと挨拶までしてくれる。

極限状態に見える中、まず「いただきます」と一言言ってから、一呼吸おいて水を飲み始める人もいた。
トップアスリートは、人間的にも素晴らしい。
私は開始早々から、一人で感心していた。

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先行集団が通過して、何10分が経過しただろうか。
いよいよ、多くのランナー達がエイドに到着、我々が用意した水を飲んでくれた。

「冷たい〜」「旨い〜」そんな声を聞くたび、嬉しくなった。
しかし、その後、ランナーの到着はピークとなり、恐れていたとおり飲み物コーナーは大混乱になった。

ハジさんと二人では水コーナーは回らなくなり、「誰か応援ください!」と助けを要請。
Caoリンさんにも加わってもらい、水コーナーは3名、きりきり舞いで運営した。

我々の水コーナー以外も、隣りのコーラー、スポーツドリンクコーナー、氷コーナーもピーク時は大変な混雑となった。

でも、救いだったのは、ランナーの皆さんが、決して我々の混乱に激怒することもなく、順番に水の提供を待ってくれたことである。

私はエイドのスタッフとは、もっと罵声でもあびると思っていた。
トップランナー同様、ウルトラマラソンに挑戦するランナーは、やはり一般のランナーとはちょっと違うな、と感心した。

大混雑を何とか乗り越え、すべてのランナーが通過した後、昼食のお弁当を食べた。
次に帰りのランナーが帰って来るまで、2時間以上もある。見るとスマホも圏外だった。

水や氷は残り少なく、もう冷たい水は提供できない。
不安な気持ちで帰りのランナーを待った。

私は決して走った訳でもないのに足が痛くなり、睡魔も襲ってきた。
この帰りの待ち時間が、一番キツかったかもしれない。

帰りのランナーへのエイドでの対応は、行きとは対照的に混乱なくできた。
人がバラけて混雑することもなかった。

eriさんが最後僅かに残った氷を集め、コーラーとジュース、2種類のスペシャルドリンクを作ってくれた。
これで僅かではあるが、冷たい飲み物を提供することもできた。

行き同様、先行するランナーの通過タイムは驚異的だった。
上位数名の走力は、別格だった。

一人通過しても次のランナーが、なかなか来ない。
あまりのタイム差が不思議にさえ感じた。

そして、我々の関心は、江戸一のメンバーの動向にも向けられていた。
いつ江戸一のメンバーが清流エイドに到着するのか、スタッフ皆で心待ちにしていた。

まず、最初にシゲさんが到着!歓声が上がる。
「次に来るのは、カズさんだろうか」

次々に到着するランナーに対応しながら皆がコースに目をやっていた。
カズさん到着!また大歓声。

次にイタジューさんを抜き去りエンジン全開という しーさんも到着。
しかし、その次のメンバーがなかなか来ない。

エイドの中で不安な声が流れはじめた。
そんな中でも、清流エイドの運営は続けられた。

「おしるこ」の売れ行きが悪く、ニケさんはランナーに掛け水をしながら一生懸命、おしるこをアピールした。
その一方で、あおさんらは、女性ランナーに過剰な声援を送り盛り上がっていた。

眠気や足の痛みもいつか忘れ、清流エイドは皆で盛り上がっていた。

しかし、私は他の参加メンバーが心配になり、エイドの数十メートル手前で様子を伺いながらランナーに声援を送ることにした。

「あと、4.7km頑張って!」「おしるこ、ありますよ」
そんな他愛もない言葉をかけ続けた。

清流エイドは長い上り坂を登り終えたところにあり、残りは下りだけだ。
多くのランナーがそれを知っているのだろう。

声をかけたランナーの大半は、苦痛に顔を歪めながらも完走間近という安堵感が漂っていた。
老若男女、その辛そうな中にも充実した笑顔が羨ましく感じた。

おーのさん、RYOTAさん、満身創痍のあぶさん、れいたんが次々到着。
清流エイドに歓声が続いた。

その後も18時のエイド終了直前時刻まで続々とランナーが到着する。
当初、先行ランナーに不人気に思えた清流エイド名物の「おしるこ」は人気爆発!

「おしるこ食べたい!」とか「去年食べれなかった。嬉しい」との反応が増えた。
最後の方は私が応援したというより、私が元気をもらった感じだった。

清流エイドの終了は18時、そして関門は18時25分。
エイド終了後も、数名のランナーがエイドに到着した。

エイドとしては18時にゴミの収集がくるため、終了するしかない。
僅かな食べ物と飲み物を残し、関門時間まで対応した。

関門時間直前、最後に到着したのは伴走者を伴った視覚障害のある方だった。
当日は何組かの伴走者を伴ったランナーを見た。

視覚障害を超越してのウルトラマラソン挑戦!
私はそのチャレンジ精神にただ驚き敬服した。

なんとかして、完走してほしい。
祈るような気持ちでその最終ランナーを見送った。

18時30分過ぎ、清流エイドを最終的に撤収。
車でゴール地点へ向かった。

ゴール地点に到着すると、無事にゴールした江戸一の面々が待っていた。
皆、達成感に満ちた顔ばかりだった。

その横では、続々と笑顔でゴールするランナー達。

そして、最後にゴールしたのは、清流エイドを最後に通過した視覚障害のあるランナーの方だった。

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素晴らしい!よかった!
自分が走ってもいないのに凄い充実感だった(笑)

ウルトラマラソン恐るべし!
タイムではない、自分との戦い。

普通のオジさん、オバさんまで走り続ける不屈の精神。
そして、それを支える多くのスタッフ。

多くの人にオリンピックに負けないほどの力を貰ったオクムだった。
来年は自分も挑戦しようかな〜なんて思えてきた帰り道。

参加した皆さん、スタッフの方々、感動をありがとう!
posted by 江戸一RC at 12:24| Comment(2) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
チーバさん、朝早くからサポートありがとうございました!
エイドスタッフのサポートのありがたさをいつも以上に感じました。
来年は是非挑戦してください!
復路の清流エイドの歓迎は涙ものです^^
Posted by RYOTA at 2012年08月19日 14:44
朝早くから、サポートに応援ありがとうございました。
ウルトラのエイド、時間も長いから大変だったと思います。
みんな、エイドを楽しみに走ってるからキンキンに冷えた飲み物も、すごく嬉しかったです。

来年はランナーで参加して、もっと充実感味わって下さい!!
Posted by れいたん at 2012年08月23日 21:38
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