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2011年05月22日

大会レポ『第3回道志村トレイルレース』byタム

青梅高水3時間5分の男の挑戦
第3回 道志村トレイルレース
by タム



道志村トレイルレース。
昨年江戸一RCからはタケさんが出場していたので道志村トレイルレースという存在は知っていた。
タケさんから道志村の話が出るときは「きつい」という言葉しか記憶になかった。
まさかそのきつい道志村トレイルレースに自分が出ることになるとは・・・


2011.4.3
僕のトレイルデビュー戦。
第13回Lafuma青梅高水山トレイルラン(30キロ)
3時間05分20秒という好記録で完走。
翌日一緒にレースに参加していたNogaちゃんから1通のメールが届いた。
「5.15道志村トレイルレースまだエントリー可能だから検討してください」
こんな内容だった。
昨日の快走で気分よくしていたので答はすぐに出た。
仕事から帰宅してすぐにランネットでポチッとエントリー完了。
Nogaちゃんのメールでタケさん、し〜さん、エムケンさん、シゲさんも参加することになった。
結局昨日の青梅高水トレイルランに参加していたメンバー6人全てが道志村トレイルレースに
挑むことになった。


2011・5.5
道志村トレイルレース試走会。
タケさん幹事のもとし〜さん、シゲさん、Nogaちゃん、タムで試走会。
本番の距離は41.3キロだったけど試走ではスタート〜第2関門(31.65キロ)までだった。
試走を終えての感想。
「エントリーしなければよかった。」
「もう2度と走りたくないコース。」
完全に道志村を甘く見ていた。

2011・5・14(レース前日)
タケさん、シゲさんに車を出していただき2組に分かれて現地に向かった。
15時30分に大会会場である道志中学校に着いた。
すぐに前日受付を済ませた。

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16時からのコース説明会に参加。

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説明会も終わり今晩泊まる宿に向かった。
宿に着いたのが17時。

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宿に着き翌日の準備をして入浴を済ませ18時30分から夕食。
宿泊していたのが明日のレースに出る参加者ばかりだったということもあり
アルコールを飲んでいる集団はいなかった。
でも僕たちはビール大瓶6本を頼み前祝いをした。
前泊=アルコール当然の流れであった。
夕食を済ませ部屋に戻り各自それぞれ時間を費やした。

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明日4時起床なので21時就寝。

2011.5.15(レース当日)
4時起床。
5時に朝食を済ませ5時30分前には宿を出た。
現地に着いたのが遅かったのか駐車場はスタート地点から2キロ弱離れたところになった。
とはいえスタート45分前にはスタート地点に着いた。

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あっという間にスタート時間の7時に近づいた。
スタート位置は前から10列目くらいだった。
7時になりいよいよスタート。

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道志中学校(スタート)〜ブドウ岩の頭(4.15キロ)

スタートして約2キロで登山口に入る。
登山口に入ってしまうとシングルトラックになるので一列でしか進めなくなってしまう。
なのでスタート2キロの林道である程度の位置につけないと渋滞にはまってしまう。
ここで渋滞にはまってしまうと第1関門(20.2キロ)でひっかかてしまう可能性がある。
かといって突っ込んでしまうと中盤、終盤と足がもたなくなる。
タケさんから「自分のペースで走ってればだいじょうだよ。登山口に入るまでに
歩くランナーがたくさんいるから」とアドバイスを受けていたので6〜7割くらいで
走ることにした。
案の定スタート直後周りはかなりのハイペースで走っている。
ハーフ(20.2キロ)も同時スタートなのでなおさらである。
最初はかなり抜かれていたけど1キロ過ぎると抜かれることはほとんどなくなった。
周りをみるとすでに息が上がっているランナー、歩きが入っているランナーがかなりいた。
予定通り登山口までは無理することなく走った。
ただすでに渋滞は始まっていた。
登山口に入るまでに5分はかかったと思う。
やっと登山口に入ると20〜30人くらい前にし〜さんがいた。
スタートしてからブドウ岩の頭(4.15キロ)まではずっと上り。
試走に来た時はこの時点ですでに足にきていた。
ただ今回は良い感じで上れていた。
今日は調子良さそうだ。
でも一つ悲しい出来事があった。
このレースで初めて使用したグローブを片方なくす。
前日みんなに自慢してたのに・・・
通過時間 56分30秒


ブドウ岩の頭(4.15キロ)〜菜畑山(5.5キロ)

最初の急勾配の下りが出てきた。
序盤ということもあり周りの流れもあったのでそれなりにスピードを出して下った。
ここの下りだけど尻もちを3回ついた。
下りの技術の無さを露呈。
先が思いやられる。
通過時間 1時間18分55秒


菜畑山(5.5キロ)〜今倉山(9.05キロ)

ここの区間は試走のとき同様ほとんど記憶なし。
きつい上りはあったと思うけど・・・
通過時間 2時間00分18秒


今倉山(9.05キロ)〜道坂峠(10.45キロ)

ここの区間は全て急勾配の下り。
ここではけっこう抜かされた。
これでもかっていうくらい下る。
道坂峠で給水所があり給水。
冷たくておいしかった。


道坂峠(10.45キロ)〜御正体山(15.45キロ)

前半最大の難所。
なんちゃってピークが3回くらいあり試走のときは嫌気がさした。
上りは遅いなりに止まらず進んだ。
13キロ過ぎくらいでNogaちゃんに追いつき声をかける。
この時点では第1関門通過の確証はなかったので一言、二言会話して先へ急ぐ。
進んでいくとスタッフの方々が5、6人いた。
「ここから御正体山まであと30分です。ここが一番きついところです。」
上を見上げると急勾配でもちろん頂上は見えない。

試走会後の江戸一練習会でし〜さんから上りについて2点ほどアドバイスをいただいた。
1、僕は上りできつくなると背中が丸くなる癖があったので上体を起こして
  前方に体重けかけること。
2、僕は視線は常に足元を見ていた。
  頂上が見えないところでは前を見ていていても嫌気がさすだけだから。
  視線は下ではなく前(上)を見ること。
この2点については常に頭の片隅にあった。

そんなこんなで御正体山到着。
通過時間 3時間30分07秒


御正体山(15.45キロ)〜山伏峠(20.2キロ)
*山伏峠が第1関門 制限時間5時間

御正体山に着いて休憩しているランナーはたくさんいたけど僕は休まず山伏峠に向かった。
御正体山〜山伏峠までは1時間はかからないと思っていたのでこの時点で第1関門通過を確信。
この区間はわりと走れるところがあったのでスムーズに進めた。
このコースきついけどいたるところから富士山が見えた。

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山伏峠300mくらい手前で「炭や」の女将さんの応援をいただく。
http://r.gnavi.co.jp/e702800/
前日にも大会会場でもお会いしていて僕とNogaちゃんはお守りをいただいていた。
女将さんの応援をいただきテンションがあがりそのまま山伏峠に到着。
通過時間 4時間21分39秒


山伏峠(20.2キロ)

ここで500mlの給水が出来るのでハイドレーションに補給。
補給してくれてのは福田立花さん。
塩バナナ、栗まんじゅう2個、MUSASHI NIを補給。
休憩していたら「タムさん?」と声をかけられた。
樂走のエバさんだった。
エバさんとお会いするとは1年以上ぶりだった。
2,3分ほど会話した。
樂走のみなさんとは同じ宿に泊まっていた。
そろそろ出発しようかな〜と思っていたところにハーフで参加していた葛西ランナーズの
まっちゃんがゴール。
まっちゃんに声をかけまっちゃんからエールをいただき山伏峠を出発。
滞在時間 4時間21分39秒〜4時間30分00秒


山伏峠(20.2キロ)〜菰釣山(25.6キロ)

この区間は試走でけっこう走れる箇所が多かった印象があった。
実際それほど高低差はない区間である。
でもけっこう歩きが入る。
試走のときは休み休みきていたけど本番では山伏峠まではほぼノンストップできていたので
けっこう足を使ってたみたい。
山伏峠前後数キロで足首を木の根っこなどにひっかけくのじにひねった。
その瞬間激痛が走りコースを外れ2分ほど歩けなくない立ち止まった。
ただ時間が経過すると痛みは消え走れるようになった。
こんなことを4回程繰り返す。
そのうちの1回は足首をひねったあげく前方に転んでしまった。
ものすごく恐かった。
なんとか手で防御したので無傷だった。
ただこれを堺に下りが恐くなり下りは完全に走れなくなった。
通過時間 5時間50分59秒


菰釣山(25.6キロ)〜体験農園駐車場(31.65キロ)
*体験農園駐車場が第2関門 制限時間7時間30分

この区間はとにかく下る。
しかも足が埋もれるくらいの砂だったり岩場だったりと急勾配の下りが続く。
完全に安全走行に切り替えたので走って下ってくるランナーに道を譲ることが多くなった。
3キロ程下ってやっと林道に出た。
ここはペース上げても良かったけどまだ見ぬ鳥ノ胸山が残っていたので足を残すように走った。
通過時間 6時間40分16秒

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体験農園駐車場(31.65キロ)

ここでは1Lの水をハイドレーションに補給。
栗まんじゅう2個、MUSASHI NIを補給。
昨日の説明会で第2関門〜ゴールまではトップ選手だったら1時間、一般ランナーだったら2時間
かかると言っていたのでこの時点で目標を完走→9時間切りに変えた。
滞在時間 6時間40分16秒〜6時間47分



体験農園駐車場(31.65キロ)〜鳥ノ胸山(33.5キロ)

ここからは試走では走っていないところなので未知の世界。
なによりも最後の難所である鳥ノ胸山が待っていた。
昨日の説明会で「最後、壁が出てきますから」とか「去年はみんな鳥ノ胸山をゾンビのように
歩いてた」とかそんな説明だった。
まずは登山口に入るまで1キロ弱のロードが続く。
上っているけどゆるい上りなので走って上れないことはない。
でも鳥ノ胸山のために足を残しておきたかったので早歩きにした。
登山口に入ってもゆるい上りが続く。
たいしたことないと思っていたらコースが見当たらない。
上を見上げると壁が出てきた。
しかも人が上っている。
ありえない光景だった。
もちろんゴールするためには上るしかなかった。
全く頂上が見えないけどひたすら上った。
そして遂に鳥ノ胸山の頂上に到着。
この時点でかなりの達成感がありゴールがやっと近づいた気がする。
何度か抜いたり抜かされたりしていた男性ランナーが先に頂上に着いていて
「これで完走は間違いないですね。先にいっています。」と言って握手を交わした。
通過時間 7時間39分09秒


鳥ノ胸山(33.5キロ)〜道志中学校(ゴール 41.3キロ)

幾つかのアップダウンはあるものの鳥ノ胸山を制覇したので足も軽くなっていた。
前を行く男性2組が「早くゴールして終わりにしようぜ」と言って山道を良いペースで走っていたので後ろにつかせてもらった。
そしてやっと林道に出た。
ここからゴールまでは6キロぐらい。
山の下りを走れなかったので足が残っていた。
林道なら転ぶ心配はない。
ここからゴールまでは気持ちよくペースアップ。
ここで10人以上のランナーを抜き抜かれたランナーはいなかった。
ゴールまで残り2キロをきったぐらいからロング、ハーフを走り終えたランナーが駐車場に
向かうため歩いて上ってくる。
すれ違う人みんなに声をかけてもらった。
「ナイスラ〜ン!」
「お疲れ〜」
「あと少しだよ〜」
「がんばれ〜」
僕も「ありがとうございます♪」と答えた。
ここの場面はかなりぐっとくるものがあった。
あと1キロの表示を通過。
左に曲がって道志中学校が近付いてくる。
ここは全然たいしたことない上り坂なんだけど足が前に出ない。
でもみんなが声をかけてくれるので歩くわけにはいかない。

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ゴール手前300mでまたしても「炭や」の女将さんの姿があった。
「女将さ〜ん」と手を振った。
ついにゴール見えた。
最後は全力でゴール地点を通過した。

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ゴールしたらすぐに樂走のももこさんが祝福してくれた。
「タムさん、すごいよ、速いよ。」と言ってくれた。
女将さんもゴールまで来ていただき祝福していただいた。
僕がゴールして1分くらいかな?
先にゴールしていたタケさん、し〜さん、シゲさんが駆けつけた。
シゲさん「速いよ〜タム!」
し〜さん「速いね〜タムちゃん!」
タケさんは何も言わなかったけど笑顔で何度もうなづいていた。
3人は僕がこんなに速くゴールするとは思っていなかったみたい。
いやいや、僕、青梅高水3時間05分で走ってるんですけど・・・

とにかくきついレースだった。
でもゴール後の充実感はハンパなかった。
こうして僕のトレイル第2戦が幕を閉じた。


ロングコース(41.3km)大会結果:出走者708名 完走者434名 完走率61.3%

記録 8時間41分42秒 総合順位 229位






posted by 江戸一RC at 10:47| Comment(7) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すばらしい結果を残せて良かったですね。これで実力は本物。トレイルランナーとしてこれから磨きを掛けてください。もちろんロードでも生きてくると思います。頑張れ!サブ3!
Posted by エムケン at 2011年05月23日 20:54
タムちゅん、カッコいい!
Posted by Bsos.セコ at 2011年05月23日 21:00
あのキツかったレースが最初から最後までしっかり思い出せてお腹いっぱいのレポでした。(笑)
でも二日間楽しかったよね〜。
また山走りに行こう!
Posted by シゲ at 2011年05月23日 22:36
タムちゃんにアッパレです。写真入りだから様子がしっかりと伝わってきました。富士山及び自然が力付けてくれたんでしょうね。おめでとう!
Posted by ゆーりん at 2011年05月28日 07:42
>エムケンさん
ありがとうございます。
やっぱ僕のメインはロードです。
フルマラソンではまだ結果が残せてないので今秋は3時間10分切りを達成出来るようにがんばっていきます。

>セコさん
かっこいいでしょう(笑)

>シゲさん
5時間かけて書き上げました。
これから暑くなっていくので山はいいですね。
早く山岳部正式メンバーになれるように日々努力していきます。

>ゆーりんさん
ありがとうございます。
レース当日は天気がよく本当に富士山がよく見えました。
たまにはゆっくり景色を見ながら山を登ってみたいです。
Posted by タム at 2011年05月28日 21:13
今回、初めて道志に参戦します。トレイル始めたばかりで、完走目的ですがどうなることやら。。。記録を穴が開くほど拝見させていただいております。レースの参考にさせていただきたく思っておりますが、1つだけアドアイスいただければと思います。初対面で厚かましいお願いでありますが、宜しくお願いします。
Posted by tayukayu at 2012年04月08日 08:05
> tayukayuさん

コメントありがとうございます。
このブログ記事に登場するNogaと申します。

道志に初参戦されるんですね。
去年は私もトレイル経験が少ないまま参戦し、何とか完走できた感じです。
私はスタートで飛ばしすぎて菜畑山頂上で早くも脚が痙攣してしまいました。

道志のコースはキツく、のんびりしていると第一関門で切られてしまう可能性があります。
ただ、第一関門をクリアできればあとは何とかなりそうな感じがします。

便の悪い場所ですが、試走しておいた方が当日に余裕が生まれると思います。

不明なことなどがありましたらお気軽にご質問ください。
一度参加しただけなのでそれほど多くの情報は持っていませんが、できる範囲でお答えさせていただきます。
Eメールでいただけたらすぐに返答できると思います。

では、当日までのドキドキワクワクを楽しんでください♪
Posted by Noga at 2012年04月12日 21:33
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